東横綱 軍鶏鍋の山
西横綱 軍鶏焼の海
東横綱 軍鶏鍋の山
西横綱 軍鶏焼の海
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。
オリンピックもようやく開会し、テレビにくぎ付けになっている
方々も多いのではないでしょうか。
こちら京都大原も例に漏れることなく、連日暑い日々が続いています。
さて、暑い夏のお料理として、今年も冷たい蕎麦を選んでいただけるよう
複数ご用意しました。
いずれも喉越し爽やかにスルスルと涼味を感じていただける三兄弟です!
1.ざる蕎麦
定番のざる。北海道産の玄蕎麦に大原の水だけを合わせた十割蕎麦です。
鰹の風味たっぷりの蕎麦汁につけてどうぞ。
2.すだち蕎麦
十割蕎麦に徳島産のすだちをたっぷりのせて
鰹や椎茸の風味が効いた出汁を注ぎ入れました。
爽やかこの上ない味わいを堪能ください。
3.ぶっかけ蕎麦
十割蕎麦に鬼おろしにした大根を合わせて食べる
ぶっかけです。ザクザクした大根を蕎麦に絡めて食べれば
程よい辛味が清涼を呼びます。
選べる蕎麦は、ご着席時にお聞きしますので、気分に合わせて
チョイスしてくださいませ~!
藪萱草(やぶかんぞう) 破かないぞうではございません(笑)
この季節になると、大原では田んぼの畔や野原に咲き始めまして
緑の中にひときわ目立つオレンジの花ですので容易に見つかります。
観賞用に切り花として使われたり、漢方の原料として採取されたりする
藪萱草ですが、当山荘では料理として献立に上ります。
癖のない野草ですので、今の時期だけお目に掛かれる大原の摘み草です。
まさか茹でられたり炒められたりと、野山に咲く藪萱草にとっては
青天の霹靂でしょう(笑)
この季節になると、無性に食べたくなるのが鮎の塩焼き!
まだ30gまでの若鮎サイズなので、頭も骨も軟らかく
炭火で焼きますと頭から中骨、尻尾まで余すことなく召し上がっていただけます。
今回盛り付けましたのは自作の板皿で、鮎の泳ぐ清流をイメージして作陶したものです。
料理というものは器に合わせるのでなく
料理に合わせて器を選ぶものだと思っていますので
この料理にはどのような形状の器が合うかな? 釉薬はどんな感じにしようかな?
と、思いを巡らしイメージを膨らませています。
もはや、器は買い求めるのではなく、自分で創作るもの!と、信じてやまない主人です(笑)
蒸し暑い日が続きますね。
これからの季節は、食べ物も清涼感のあるものを欲します。
野むら山荘では、まず初めにお出しします八寸で
現在の大原の情景や季節感を表現しています。
蒸し暑い季節、涼風献上とばかりに清涼感あふれるガラスの器に
季節の大原野菜をふんだんに使用し、素材の持ち味を生かすため
味付けは最小限に留め置き、色彩豊かに盛り込みました。
猪口にはうざくを。
胡瓜の代わりに大原で採れたズッキーニを使いました。
また福井小浜から朽木、大原、出町まで続く鯖街道にほど近いため
鯖寿司は欠かせません。
京都の鯖寿司は概ね白い酢飯ですが、当山荘ではキリっとした味わいにするため
赤酢の酢飯を使っています。程よい〆具合の鯖寿司をご堪能ください。
季節の移ろいとともに野菜も次々に変わっていきますので
お客様はもちろんですが、作り手も愉しみながら馳走しています。
ご希望日の2日前までにご予約をお願いします。
075-744-3456 野むら山荘