趣(CONCEPT)

むら山荘のご紹介





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 野むら山荘は現主人の父である中島久男の建築と、大原の造園業中辻末蔵のもと、昭和62年(1987年)に約10年の歳月を費やし完成しました。当山荘の広間は、江戸時代から続いた京都の呉服商「大黒屋」の十代目当主・杉浦三郎兵衛が修学院村に築いた雲泉荘に現存したものを譲り受け、大原に移築したものです。
 庭園は自然地形を巧みに利用し、比叡山麓の借景を取り込み四季折々には樹々の彩が皆様をお迎えします。


 京都大原は観光と農業が共存する風光明媚な土地であり、三千院や寂光院をはじめ大原の里の各所には桜や紅葉などの樹々も多く、昔ながらののどかな田畑の原風景が訪れる人を癒しています。
 田畑の畔には土筆やタンポポ、酸葉や野蒜などの野草、川には芹やクレソン、山には独活や蕗、こごみなどの山菜が自生し、これらの野趣あふれる大地の食材が野むら山荘の献立に野性味を添えています。


 料理店の礎を築いた現主人中島一彰に加え、2021年より名店「草喰なかひがし」でキャリアを積んだ中島颯太が加入。摘み草料理はもとより、大原の瑞々しい野菜や琵琶湖の鰻や鮎、琵琶鱒、野山の恵みであるジビエ・猪や鹿、月の輪熊、鯖街道にちなんで小浜の鯖なども巧みに使い、定番の軍鶏鍋や十割の手打ち蕎麦など春夏秋冬旬味旬菜を追い求め、食のおもてなしを心がけています。


 お食事のお部屋はすべて庭に面した個室。春や秋の気候の良い時にはテラス席がおすすめ。野鳥のさえずりやヒグラシの鳴き声がBGM、緑に囲まれた特別席です。
 冬には囲炉裏が身体を温めてくれます。炭火を囲んでのお食事は、身も心もほぐしてくれることでしょう。
 修学院の間(前述の呉服商が修学院離宮近くに築いた雲泉荘に建てた広間を移築したもの)は書院造の三十畳の間。格天井には屋久杉(現在では伐採禁止)が使われ、ガラスは手吹円筒法と呼ばれる不規則な歪みが特徴の大正ガラスが現存し、当時の趣をそのままに日本建築の粋を感じていただけます。


 料理人であり芸術家であった北大路魯山人は、「器は料理を供すのに欠かせないものである。料理の味や香り、盛り付けなどを引き立てる。器は料理の魅力を引き出し、鮮やかに彩る服のようなものである。」と残しています。
 料理人は五感を働かせて料理を引き立てる器、器に映える料理を考えることこそ肝要との思いから、創造を巡らせ器も自ら作陶しています。


 照り付ける太陽、降り続く雨、降り積もる雪の時も、手を入れ気を入れ休むことなく35年の年月を経て守り育ててきた庭の情緒。日常の掃除から手入れ、樹木の剪定まで美的センスと季節感を養い、自ら手を入れて皆様のご来店をお待ちしています。


京都大原 野むら山荘 〒601-1247
京都府京都市左京区大原野村町236
ご予約制:木曜定休
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