関西☆美食紀行 グルマンの隠れ家
- グルメ
▶第1・3(金)12:00~ 更新 /[再]12・26日(日)18:00~ ほか
美味しいものを愛するグルマン(食いしん坊)たちが、夜ごと集う隠れ家的な珠玉の美食店を紹介する大人のためのグルメ番組。
[番組ナビゲーター] 武田真治
11月17日(金)
eo光チャンネルで放送されます。
ご覧いただける環境の方は、ぜひご覧ください。
▶第1・3(金)12:00~ 更新 /[再]12・26日(日)18:00~ ほか
美味しいものを愛するグルマン(食いしん坊)たちが、夜ごと集う隠れ家的な珠玉の美食店を紹介する大人のためのグルメ番組。
[番組ナビゲーター] 武田真治
11月17日(金)
eo光チャンネルで放送されます。
ご覧いただける環境の方は、ぜひご覧ください。
穏やかな日曜日
大原の山里にJazzの音色がこだました。
5年連続開催となった
2023年野むら山荘紅葉ジャズライブ♬
超満員となった会場は
秋の色彩でコーディネートされた献立と
軽妙なジャズの音色に包まれて
食欲と芸術の秋を一度に愉しみたい
オーディエンスで盛り上がった。
大黒屋十代目杉浦三郎兵衛氏が、修学院雲泉荘に
築いた書院造の屋敷、縁あって野むら山荘に
移築され、今もなお100年の歴史を刻み続けている。
純和風の空間に、西洋の出で立ちをしたミュージシャンが
洋の音楽を奏でる♬
一見ミスマッチのようだが、これが案外なじみが良く
妙に嵌るのである。
野むら山荘を築き、この山荘をこよなく愛した父は
23年前に他界したが、今もたくさんの人たちが
山荘が喜びの場として躍動していることで
きっと喜んでいることであろうと思う。
これからも、安らぎの場、癒しの場、感動の場として
末永く使用していただくことを願う。
vo.Yukimi b. 蓑輪裕之 pf.高岡正人
11月に入り、いよいよ秋本番を迎えます。
今日から連休ですが、概ね各地とも天気は良好のようですね。
野むら山荘の庭園も、朝晩の冷え込みにより紅葉が進んできました。
食欲の秋、芸術の秋、観光の秋
皆様のご来店をお待ちしています。
先日、ケンゾーとリーバイスのコラボコレクションの
ムービー、スチール撮影が野むら山荘でありました。
コラボ商品の発表、販売開始に伴い情報解禁になりましたのでご紹介します。
こちらのムービー&スチールは野むら山荘で撮影されたものです。
KENZO x Levi’s® campaign – YouTube
残席1席です(9月27日現在)。参加ご希望でしたらこちらまで 075-744-3456
暑さ寒さも彼岸まで
とはよく言ったもので、お彼岸になると
ちゃんと気候が変わる。
彼岸花も忘れずしっかり咲いていて
季節の移ろいを感じさせてくれています。
野むら山荘がある大原も
秋の訪れを感じる気候になってまいりましたので
お待ちかねの「テラス席」をオープンします!
秋の風を頬に受けながらの優雅なランチタイム♬
きっとご満足いただけると思います。
尚、テラス席は先着予約になりますので
ご予約の際にテラス席希望とお伝えください。
但し、先約があった場合、荒天の場合は
室内のお席になりますので、予めご了承くださいませ。
いつまでも暑いですね~
って言ってたら、朝晩が涼しくなり
週間天気予報では彼岸入りから徐々に涼しくなるようです。
季節の移ろいとともに変化してゆくのは食材、料理です。
初夏の1か月ほどの期間に愉しめるのが「子持ち鮎」「落ち鮎」です。
当山荘では、9月半ばより10月半ばあたりまでご賞味いただけます。
炭火でカリッと焼き上げますので、頭から尻尾まですべてご堪能いただけます。
ある日の八寸より
芋名月ということで、里芋の葉を器に
季節の馳走を盛り込んでいます。
すすきも秋の訪れを知らせていますね!
先日、私が組合長を務めます「洛北料旅飲食業組合」の事業で
電車落語を開催しました。
四条大宮駅と嵐山駅を結ぶ京福電気鉄道の嵐電です。
この車両を一両貸し切りにして、お弁当やビール、お酒、お茶などを持ち込み
電車に揺られながらのランチタイム♬
車内に組み立てた高座に目隠しの布を張れば
即席の落語会場に早変わりです!
お呼びした噺家さんは、ダイソンのような吸引力(求心力)が素晴らしい
桂 三若さん。滅茶苦茶面白い方なのです。
時事ネタを取り入れた長めのマクラで笑いを取ったところで
新作落語「妻の旅行」と古典落語「死神」を披露。
メリハリのあるテンポあふれる怒涛のしゃべくりで車内は抱腹絶倒!
大笑いの70分でした。(落語は嵐山駅ホームに停車した電車内で行います)
笑いは免疫力を高め、脳の働きを活性化し、血行促進、自律神経のバランスを整え
幸福感をもたらす効果があるそうですので、長らく続いたコロナ禍で
マスク生活を強いられ、人前で大笑いできなかった悪夢の時間を脱した
とても有意義なひと時になりました。
9月10日(日)
第43回野むら山荘寄席を開催しました。
この会、2013年に初回開催をし、今回で丸10年を迎えました。
途中、コロナ禍もあり、募集制限やマスク着用など
山あり谷ありの会ではありましたが、10年を無事迎えられたことに
ひとまず喜びを感じた会でした。
今回は、自作の瓢箪皿に盛り付けた八寸からスタート
軍鶏小鍋立てから手打ち蕎麦、水菓子のランチメニュー♪
13時からの落語タイムは、お決まりの主人による前説とショート漫談から(笑)
一席目は桂文五郎さんで「寿限無」
長めのマクラから本題へ
白熱した語り口で会場からは拍手喝采でした。
文五郎さん、大原にある寂光院がお気に入りだそうで
3ヶ月に1度は大原に来られるとのこと。
源平の合戦で敗れて生き残った建礼門院が
余生を過ごした寂光院。
どことなく寂しさの漂う場所に引き寄せられるとのことでした。
二席目は桂阿か枝さんで「お血脈」
師匠である五代目文枝師匠に弟子入りして、運転手をしていた頃の話から
野むら山荘に来るために車のナビに情報を入れて来てみたら
墓場に案内された話まで・・・(笑)たっぷりのマクラで場を温めて本題へ
非常に落ち着いた噺っぷりで、聴くものをひきつけていました。
今年は一旦これにて終了。
44回目の落語会は来年3月頃に予定をしています。
京都洛北大原伝承の味といえば、しば漬(紫葉漬)です。
大原はその昔より赤紫蘇が造られており名産でした。
源平の戦いの後、平家が滅亡し、洛北大原・寂光院に隠棲した
建礼門院(平徳子)に里人が差し入れをした漬物が気に入り
紫の葉の漬物→紫葉漬と名付けたと言い伝えられています。
夏に収穫した茄子、胡瓜、茗荷、万願寺唐辛子、赤紫蘇に塩をして
樽漬けにし、猛暑の気温を利用して乳酸発酵させて仕上げた漬物が
大原に伝わる本物のしば漬(紫葉漬)、野むら山荘のしば漬です。
一般に出回っているしば漬け風調味液で味付けしたものは
着色料や保存料などの添加物が加えられている場合が多く
風味はもちろんのこと、安全面でも一線を画す内容になります。
野むら山荘では、雑炊などの際の香の物としてや、紫葉漬と大根おろしを
和えて手打ち蕎麦にのせて供する「大原女そば」としてご賞味いただけます。
また真空パックした紫葉漬は、フレッシュな風味もそのままに、お土産として
ご利用いただけます。(店頭販売、通信販売)300g 880円(税込)
野むら山荘の紫葉漬の漬けこみの様子
大原女そば
野むら山荘 自家製生紫葉漬
今回のお食事は、自作の舟形器に季節の食を盛り込んだ八寸に
鱧とつくねの小鍋立て。手打ち蕎麦は国産レモンでサッパリと!
デザートは自家製プリンでした。
食事のあとはお待ちかねの落語タイム♬ですが
これも定番となりました亭主のショート漫談!
実体験に基づいたネタですのでリアルさ100%です。
悩みどころは、リピーターのお客さんが多いので
一度出したネタは二度やれぬことです(;’∀’)
さてここからは落語タイム!
出演は、桂弥壱さん、丸6年のキャリアということでしたが
しっかりとした活舌で非常に上手い噺家さんだな~と感じました。
演目は定番の「時うどん」
うどんをすするしぐさのリアルさに会場からどよめきが起こりました。
トリは桂歌之助さんで、演目「くっしゃみ講釈」でした。
26年のキャリアに裏付けされた小気味よいテンポと
技術が会場の笑いを誘っていました。
今回はコロナも5類に移行し、メディアも
騒がしくなくなった影響でたくさんのご来店
ありがとうございました。
徐々にあるべき日常が戻り、ホッとしています。
さて、次回は43回目の落語会です。
出演は、桂阿か枝、桂文五郎さんです。
お食事も毎回変わりますので、お楽しみに!!
ご予約は075-744-3456までお願いします。
プロトタイプの出来がイメージ通りだったので
新作のお皿を量産体制で作り始めています。
料理を引き立てる瓢箪皿
タタラづくりで同じ厚みに切り分けて
段ボール作った瓢箪型に合わせて切り抜きます
後は景色となる模様を描きます
鉛筆で思いのままにラインを入れる
曲線が立体感を作り出します
縁を挙げれば一段落
素焼きの後に鉄釉を施し焼成にて完成!
器は料理の着物
出しゃばらずとも存在感があり
料理を引き立てるそんな器づくりを目指しています
※作陶途中の動画です! よろしければ覗いてください
https://www.facebook.com/100002285707576/videos/813714266581428/
「器は料理の着物」とは料理人でもあり陶芸家でもあった魯山人の言葉
こんな器に料理を盛りつけたい!との思いから作陶を始めたのは
かれこれ10年以上前になる。
今回は瓢箪皿を作るべく、段ボールで型を取り粘土をたたらづくりで形成
ナイフで型を取り鉛筆を持ちフリーハンドで線を引く。
瓢箪の端を持ち上げ立体感を出す。
素焼きの後に何の釉薬をかけるのか迷った。
織部?志野?伊羅保?
結果「鉄釉」にすることにした。
落ち着いた渋い色に仕上がる。
器は料理の着物であるなら、あまりきらびやかな装いは料理の存在を
くすませてしまう。
この鉄釉の表情なら線引きした瓢箪の表情もくっきり目立ち
料理を引き立てる器であるに違いない。
今回は試し焼き(プロトタイプ)として3皿の仕上がりであったが
イメージ通りの色合いと大きさであるため、量産体制に切り替える。
目標40枚!
これはもう趣味の域を超えて仕事というべき量
器用貧乏のなせる業、色んなことをかじりつつ、自分探しは果てしなく続く(笑)