京都洛北大原伝承の味といえば、しば漬(紫葉漬)です。
大原はその昔より赤紫蘇が造られており名産でした。
源平の戦いの後、平家が滅亡し、洛北大原・寂光院に隠棲した
建礼門院(平徳子)に里人が差し入れをした漬物が気に入り
紫の葉の漬物→紫葉漬と名付けたと言い伝えられています。
夏に収穫した茄子、胡瓜、茗荷、万願寺唐辛子、赤紫蘇に塩をして
樽漬けにし、猛暑の気温を利用して乳酸発酵させて仕上げた漬物が
大原に伝わる本物のしば漬(紫葉漬)、野むら山荘のしば漬です。
一般に出回っているしば漬け風調味液で味付けしたものは
着色料や保存料などの添加物が加えられている場合が多く
風味はもちろんのこと、安全面でも一線を画す内容になります。
野むら山荘では、雑炊などの際の香の物としてや、紫葉漬と大根おろしを
和えて手打ち蕎麦にのせて供する「大原女そば」としてご賞味いただけます。
また真空パックした紫葉漬は、フレッシュな風味もそのままに、お土産として
ご利用いただけます。(店頭販売、通信販売)300g 880円(税込)
野むら山荘の紫葉漬の漬けこみの様子
大原女そば
野むら山荘 自家製生紫葉漬