秋ちかし。
香魚ともいわれる鮎のシーズンが終わり、
仲秋の頃には腹にたっぷりの卵を抱えた落ち鮎の季節となる。
塩をあて、炭火でじっくり焼き上げた塩焼きと、
柚庵地を掛けながら焼き上げた柚庵焼きに仕立てた。
鮎から落ちる脂が炭火にあたり煙がのぼる。
燻煙というエッセンスを身にまとい、
ますます美味しそうに仕上がってゆく様は、
料理をする者のみが味わえる醍醐味だ。
これ一匹でビール一本はいけるな。
もう一匹で酒一合は愉しめる・・・。
などと妄想にふけりながら、今日も美味しくな~れ!
と焼いております(*´з`)