関守石の独り言

旬の鱧料理

2014年06月18日

梅雨だというのに一向に雨が降らず、池の水も干上がりそうです。

梅雨時期から出回り始めた鱧。

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京都ではこれから祇園祭を迎え、鱧は料理の主役となります。

その昔、全身に小骨があった鱧は、食べるのにも小骨が厄介で

皆から敬遠される存在でしたが、京都の料理人は、多量に捨てられていた

鱧を何とか食べられるように工夫ができないかと考えた料理法が

鱧の骨切りです。

身を開き、全身にめぐった小骨を包丁で断ち切ると

それはそれはふわりとしたおいしい魚料理になるのです。

皮目を炙って炙り鱧にしても美味しいですし、

定番のおとしにしても美味しい 夏から秋にかけての京の風物詩です。

当山荘でも、鱧のお料理をお出ししていますので、是非ご賞味ください。

http://nomura-sansou.com/topics/all-entry/12214/

 

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カテゴリー: 関守石のひとりごと
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