関守石の独り言

器は料理を引き立てる着物

2022年01月16日

コロナ禍の休業を利用して昨年春より器づくりを進め

昨秋に無事初デビューがかなった銀杏皿。

大小あり、いずれも目標としていた40皿に満たず

中途半端な数量であったため、増産開始!

たたらづくりで銀杏型の型紙で枚数を作り

鉛筆で葉脈を一本ずつ描くという根気極まる作業。

フリーハンドなので同じように見えてもすべて違うという

オリジナリティに富んだ創作皿です。

料理を盛るとこの通り。

控えめの黄伊羅保釉が料理を引き立てます!

 

そして年をまたぎ、今年初めての新作。

年中通して使える松をモチーフにした皿を作り始めました。

松葉は爪楊枝を複数広げてセロテープで固定し

幹を掘った左右にこの楊枝をスライドさせると

松葉の模様が出来上がります。

これはまだプロトタイプということで

今後の仕上がりを見て修正点を見直し

量産体制に掛かる予定です。

ちなみに釉薬は織部の予定です。

さて、どうなることやら・・・

 

カテゴリー: 関守石のひとりごと
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