11月15日から狩猟解禁になり、猪肉が続々と入荷されてきます。
主に洛北やその近辺で捕獲されたものを使用していますが
本年もなかなかの脂ののりです。
背ロースを早速試食しましたが、脂の甘みがジュワ~っと口中で広がり
とろける旨さを確認しました。
牛蒡や蓮根、丸大根や京人参などの根野菜とともに
コクのある軍鶏ガラベースと、田舎味噌で仕上げた特製出汁でお召し上がりいただきます。
脂肪がたっぷりのぼたん肉!
誤解のないように断りますが、
江戸時代、猪肉は「山鯨」と称されて、寒さ厳しい冬の季節の栄養補給食として
格好のものであったばかりか、薬食とされてきました。
俳人蕪村が「静静に五徳にすえにけり薬食」と詠んでいる薬食とはボタン鍋のことです。
猪肉は精が強く食べるほどにからだをポカポカと暖めてくれます。
その上、牛肉と比べてビタミンB1が多く、カルシウムは2倍と栄養は満点です。
野生の猪肉はコレステロールの多い家畜の肉と違いDHA(ドコサヘキサエン酸)
EPA(イコサペンタエン酸)など、高度不飽和を多く含んでいます。
それらは血栓を溶かしたり、血液をサラサラにして、若々しさを保つのに役立ちます。
野生の猪と家畜の脂肪は性質が全く違うといわれ
老化を防止し、健康で長生きするには、良質のたんぱく質や脂肪が必要であるといわれています。
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