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お客様のご感想(エッセイより)

2013年04月24日

通されたのは四方オープンの開放的なテラスのテーブル席。

周りを新緑の若葉で囲まれた自然たっぷりの空間である。大原は京都の北に位置する。そのため市中より桜の時期が遅い。それでも2日−3日前がピーク。テラスの外は盛りを過ぎた桜が花吹雪を舞わせていた。その乱舞の様がまるで夢の様な空間に写った。

① テラスのテーブル席

三千院から30分−40分かけて歩いた。賑やかな観光の場所からポツンと離れて存在している野むら山荘に約束の12時に到着。大きな暖簾がかけてある玄関を入ると、女将とご主人が玄関の上がりで正座してわれわれを待っていた。

静かに正座して、客を待ち受けていたその振る舞いと笑顔に少しばかり感動した。

和倉の加賀屋にはもう15年ほどの昔に泊まったことがある。宿の入り口で仲居全員が一列に見事に勢揃いして客の送り迎えをすることを考えたのはこの宿が初めてだった。その後あちこちの温泉旅館がその真似をし始めた。

オリジナルは貴重であるが、真似は創意工夫が加わらない限りいけない。だいいち客の数を大幅に上回るその圧倒される多勢ぶりはあまり感心しない。客の勢いとまるきり見合っていないのだ。静かでゆっくりと身体を解きほぐし、心を和らげた後で、またそのように過ごすことを期待しての前に暴力を振舞われるがごときとなる。

さて、静かに出迎えを受けた玄関の間を通り、30年ほど前に修学院の地から移築されたという茶室に先ず通された。アジロを葺いた天井、壁土は古色を帯び、腰の高さに古い文字が書かれた和紙が貼ってある。お薄と和菓子が供される。この静かで落ち着いた一服の間が外の世界から食事の場へこころの切り替えをする巧みな繋ぎとなっている。

こころが落ち着いて、食事への期待が高まるころ、テラスの席に通された。建物の柱に一輪挿しがかけられている。そこに艶やかな桜の小枝が活けられ、客を歓待していた。

② 一輪挿しに活けられた桜の小枝

馳走のお品書きとともに最初に出された突き出しは春の山菜。土筆、甘草、ホタル賊、筍、コゴミ、ノビル、サーモン、菜の花、たんぽぽ、木の芽、花わさび、ネギ坊主、椎茸 がぎゅっと詰まって盛り合わされた皿であった。素晴らしかった。

どれも春のこの時期の旬のもの。椎茸だって春子であった。旬の食材の強い生命力を感じられる美味で、口が喜んだ。甘草なんて初めて食した。漢方薬の材料にしかならないと思っていたが、こうして新鮮なものは貴重な料理になる。それに添えられたごま味噌風のソースがいけた。

③ お品書き

④ 春の旬菜

最初に客に出される皿はその趣向と味で客を驚きと喜びで捉え、魅了しなければいけない。しかし、それが魅了すればするほど、次に出される皿は難しくなる。さらに客の舌を喜ばせなくてはいけないからだ。

出てきたのはすっぽんの土瓶だった。すっぽんの土瓶蒸しを味わったのは何年ぶりだろうか。大好きな寒い季節の一品である。このすっぽんのスープの味が喉を唸らせるほどであった。幸せを感じる一品であった。一皿目は客を満足させても、二皿目が客の期待を裏切らず、上回るのは余程の店である。

⑤ すっぽんの土瓶蒸し

次に品を変えて出てきたのは軍鶏の刺身だった。妻は鹿児島の田舎出。小さい頃から、田舎では何かといえば、家で飼っている鶏を絞め殺し、客に馳走するのが常であった。それを食べ続けたので、その反作用で鶏が好きでない。そのくさい臭いが鼻について嫌なのだ。

出された軍鶏の刺身肉はしかしまったく臭いがしなかった。

⑥ シャモ肉の刺身

締めの前の最後の料理は筍の姿焼きと筍の天ぷらであった。お主やるなと思わず言ってみたくなる一品である。

皮がついたまま、半身にカットし、焼く。醤油を塗り、香ばしく焼きあげる。舟型に包丁が入れてあり、大きな塊を箸ですくって食らいついた。天ぷらも同様舟型にカットして、揚げてあった。

焼き筍といい天ぷら筍といい、野性味たっぷりの姿で繊細な旨味に堪能した。

⑦ 筍の姿焼きと天ぷら

生ビールで始まった酒は骨酒に切り替わった。岩魚なのか鮎なのか、魚に弱いので、判断がつかないが、多分岩魚と一合半の日本酒の骨酒仕立てが大きめの焼き物の鉢に注がれて出された。コップ酒しか知らない者にとって、こういう趣向は新鮮であった。骨酒大好き人間にとっては祝福の癒しであった。

下につづく写真は最初に出されたアペリチーフの梅酒。わが家でも山桃酒や梅酒を作っているが、口に入れた瞬間、その妙なる味は味わったことのない美味に感じた。今度レシピを伺ってみたいと思ったほどである。

⑧ 骨酒

⑨ アペリチーフ

最後の締めはここの名物軍鶏鍋。軍鶏鍋のあとはその残った旨いだし汁で雑炊へ移る。ただ旨いとしか表現のしようがない鍋であった。二人とも少食なので、半分以上残してしまったのが、丁寧にこころを尽くして準備してくれたご主人に申し訳なかった。

⑩ 軍鶏鍋

⑪ 水菓子

食事の後はお風呂をご馳走になった。ヒノキの新しい浴槽に地下から汲み上げるたっぷりの湯が気持ちよかった。身体が火照るほど温まり、外の空気に晒されても、暫くの間、幸せに包まれている気がした。

玄関の暖簾を潜り、素晴らしいひとときを過ごした別世界を辞した。

⑫ 玄関の暖簾

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新緑もまた綺麗です

2013年04月20日

  

新緑は「緑・ミドリ・みどり」ばかりではございません~!

どうです・・・これ!

 

綺麗でしょ!

紅葉の秋と、新緑の春、二度楽しめる紅葉

 

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秋の行楽時季は混みますが、今は大変お値打ち・・・独り占めです(笑)

新緑の京都も、よろしおますえ~

 

カテゴリー: 関守石のひとりごと

自然に囲まれた静寂な環境でイベント企画をしてみませんか。

2013年04月17日

♪ディナーライヴ開催しました♪

●2012年10月19日
 「野むら山荘・秋のディナーライブ」 1名様7800円(税サ込)

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●秋のディナーライブ・料理内容

・秋の旬菜サラダ(大原・植田さんの露地野菜と海鮮マリネ)
 ・松茸土瓶蒸し(名残鱧と松茸の饗宴)
 ・手羽の塩麹焼き(京赤地鶏骨抜きロースト)
 ・軍鶏小鍋立て(近江しゃもと香野菜の自家特製出汁仕立て)
 ・手打ち蕎麦(北海道音威子府産・十割新蕎麦)
 ・水菓子(抹茶アイスクリーム)

当山荘では、 「ライブ・イベント・催事」などの開催を承ります。
ご相談は075-744-3456までどうぞ

 

カテゴリー: 過去のイベント, 野むら山荘ニュース

春爛漫

2013年04月16日

本日は、テラス希望のお客様。

 

お天気が心配でしたが、春爛漫の陽気となり最高のテラス日和となりました。

 

桜は先週末辺りから散り始め、庭園には風に吹かれた桜の花びらがゆらゆらと

心地よい卯月の昼下がりを演出しています。

 

春の楽しみは桜だけにあらず・・・

 

春薫る食材も忘れてはいられません。

大地からの贈り物を、自作のいろは皿にぎゅっと詰め込みました!

 

胡麻酢でサッパリお召し上がりいただきます。

このひと盛りに春の薫りがぎっしりです!

土筆、こごみ、野蒜、サーモン、たんぽぽ、木の芽、

春子椎茸、蛍烏賊、葱坊主、花山葵、菜の花、甘草、

筍・・・数えたら13種類ありました(笑)

 

 

 

カテゴリー: 関守石のひとりごと

名物 軍鶏鍋(しゃもなべ)

2013年04月11日

当山荘へお越しいただけましたら、ぜひお召し上がりいただきたいのが

名物 軍鶏鍋(しゃもなべ)です。

 

 見た目に違う このビジュアル! (クリックで画像拡大)

 

軍鶏はシャム(現在タイ国)の闘鶏の血を引く地鶏の王様

気性が荒く飼育も困難、肉質は繊細かつ緻密で濃厚です

 

香り豊かな特製出汁で、さっと煮れば食べごろ

ごぼうと葱の爽やかな味わいと、なめこの食感が相乗する滋味深い味わい。

お一人ずつの小鍋立てもございます。

 

ひと口食べれば、納得していただけます!

軍鶏と野菜のコラボで旨味がますます増幅・・・

 

店舗に行けずともご家庭でお召し上がりになれる通販も!

特製濃縮出汁と野菜も付いているので開封するだけのお手軽さが好評です。

ご進物にも喜ばれる「軍鶏鍋セット」

熨斗も手書きいたしますのでご用命くださいませ。

野むら山荘 厳選お取り寄せ – 京都大原|野むら山荘 – トピックス (nomura-sansou.com)

 

・・・・・・・主人の独り言・・・・・・・

軍鶏鍋(しゃもなべ)は通年お召し上がりいただけます当山荘の看板料理です。

食べ方を一興。
「軍鶏鍋は、くたくたと煮込んではならない。」
「素材の風味や食感が台無しになるからだ。」
「食べる分だけ煮ながら楽しむ、煮喰いがおすすめである。」

 

軍鶏には他のニワトリとは違った味わいがある。
巷に多数流通しているブロイラー (50~60日令)に比べ
軍鶏は3倍に当たる (150日令以上) の飼育を経て出荷される。
長期にかけて飼うということは、鶏自体が大人になる、即ち成熟するということで
若鶏には無い奥深い味わいと歯ごたえが備わるのである。
加えて水分と脂肪も少なくなることから、とてもヘルシーなのである。
価格はブロイラーなどに比べて高値となるのは
長期にわたる飼育コストと生存率、歩留まりのリスクが要因であるが
食べていただければ、歴然とした味の違いで納得していただけることであろう。

 

かの幕末の雄「坂本龍馬」や、江戸の火付け盗賊改めの鬼平こと「長谷川平蔵」が

好んで食べたというのもうなずける。

 
もう既に軍鶏の滋味を知っているひとも
軍鶏という未知との遭遇を果たしていないひとも
軍鶏鍋のあと引く旨味を、ぜひじっくりと味わっていただきたいものである。

 

店舗で軍鶏料理が堪能できるコースを下記に表示しました。 

 

ご昼食 12:00~15:00

★「手打ち蕎麦と軍鶏鍋のコース」

Aコース ¥4,730(税込・サ別) 料理2品・軍鶏小鍋立て・手打ち蕎麦・水菓子

Bコース ¥5,830(税込・サ別) 料理3品・軍鶏小鍋立て・手打ち蕎麦・水菓子

 

★「軍鶏鍋のコース」

Aコース ¥6,930(税込・サ別) 料理2品・軍鶏鍋・手打ち蕎麦か雑炊・香の物・水菓子

Bコース ¥9,130(税込・サ別) 料理4品・軍鶏鍋・手打ち蕎麦か雑炊・香の物・水菓子

 

※料理の内容は、季節により変わります。 手打ち蕎麦は、北海道産の十割仕立てです。

軍鶏鍋コースの雑炊・香の物は、ご予約時に手打ち蕎麦に変更することが可能です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ご夕食 17:30~21:00

★「手打ち蕎麦と軍鶏鍋のコース」

Aコース ¥6,930(税込・サ別) 料理3品・軍鶏小鍋立て・手打ち蕎麦・水菓子

Bコース ¥8,030(税込・サ別) 料理4品・軍鶏小鍋立て・手打ち蕎麦・水菓子

 

★「軍鶏鍋のコース」

Aコース ¥8,030(税込・サ別) 料理2品・軍鶏鍋・手打ち蕎麦か雑炊・香の物・水菓子

Bコース ¥10,230(税込・サ別) 料理4品・軍鶏鍋・手打ち蕎麦か雑炊・香の物・水菓子

 

※料理の内容は、季節により変わります。 手打ち蕎麦は、北海道産の十割仕立てです。

軍鶏鍋コースの雑炊・香の物は、ご予約時に手打ち蕎麦に変更することが可能です。

ご昼食2名様~、ご夕食4名様~予約にて承ります。

ご予約・お問い合わせ 075-744-3456

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 献立

山里の夏鍋(6月1日~9月30)

2013年04月11日

 

夏季限定メニュー「山里の夏鍋」 1名様8,250円(税込サ別)

季節の料理2品・夏鍋・(雑炊か手打ち蕎麦)・水菓子

※準備の都合上、雑炊か手打ち蕎麦はご予約時に選択してください。

※ご昼食2名様より、ご夕食4名様より要ご予約

 

*クリックすると大きくなります

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京の夏の風物詩といえば、「鱧(ハモ)」

あっさり淡白な鱧とジューシーな軟骨入り鶏つくねのハーモニーです。

甘い新玉葱としゃきしゃき牛蒡、香り豊かな葱と三つ葉が

特製出し汁の中で絶妙なコラボを演じます!

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6月~9月の限定コースです。

 

鱧は瀬戸内産を使用しています。

カテゴリー: 献立

桜開花情報4・05

2013年04月05日

 

皆さんこんにちは。

すがすがしい朝を迎えています。

こちら大原でも、陽気が続いたせいで桜が急速に開花して来ました。

 

 

8~9分咲きというところです。

ただし、天気予報によると明日から下り坂ということですので

現在満開のところは、お花見最終日になるかもしれませんね。

お花見がまだの方は、最終日にご満喫ください~!

 

 

カテゴリー: 関守石のひとりごと

花漬(菜の花漬)仕込んでます

2013年04月03日

みなさん、こんにちは。

京都市内中心部では花散らしの雨になり、桜も散り始めました。

こちら大原では、只今3分咲き!

これからですよ~!

 

さてさて、表題の通り、春の風物詩である漬物を仕込んでいます。

修学院離宮内にある自家菜園で育った菜の花を収穫して糠(ぬか)漬にします。

 

 

生産から収穫、漬け込みまで全て自家製造になります。

菜の花のつぼみには、花を咲かせるための養分がぎっしり!

つぼみごと食べられる菜の花にも、βカロテンからビタミンB1・B2・C、

鉄分、カルシウム、カリウム、食物繊維までが含まれています。

アクや苦みが強いからと、ゆでて食べるのが一般的ですが、

糠漬けなら生でOK。熱や水に弱い栄養素も失われにくいのが

メリットです。ただし、食べ過ぎて塩分取りすぎないようホドホドに(笑)

 

手間ひまが掛かりますが、美味しく安全なものを作っています!

 

カテゴリー: 関守石のひとりごと

桜開花情報4・01

2013年04月01日

 

新年度のスタートとともに咲き始めました!

 

 

今日もポカポカといいお天気です!

 

 

 

 

 

カテゴリー: 野むら山荘ニュース, 関守石のひとりごと

桜開花情報3・29

2013年03月29日

 

 

皆さん、こんにちは。

三寒四温を繰り返し、ようやく咲き始めました!

と、云いたいところですが・・・・・

大原はまだ開花していません。

 

祇園や円山公園、木屋町辺りは八分咲きとの情報です。

やはり同じ京都といえども、気温が違うんですね。

 

 

カテゴリー: 関守石のひとりごと

しゃも鍋ですよ

2013年03月25日

暖かくなってきましたね!

 各地では桜の開花が進んでいるようで、

京都では3月最後の週末あたりが見ごろになるでしょうか。

 お花見に歯ごたえ抜群、旨味たっぷりの「しゃも鍋」はいかがでしょうか。

 

カテゴリー: 関守石のひとりごと

お江戸見学

2013年03月23日

 

お江戸の桜は満開でした。

今回の旅行は、誰の行いが良いのか2日間とも快晴でした(笑)

こちら墨田区にある江戸東京博物館のソメイヨシノもこの通り!

 

 

お決まりの東京スカイツリーも、快晴のため素晴らしい眺めでしょ!

上を向くと遥か彼方の上空にそびえたつツリーの頂上は

634mの高さの通り、首が痛くなるほどの高さでした。

 

 

天気が良いということは、旅をするうえで最大の条件

花粉や黄砂、PM2.5などが浮遊するなかでも

クッキリバッチリスカッと爽やかに景色が望めました。

 

 

食事は、朝から築地場外市場をウロウロ・・・

マグロの初セリでいつも話題になっているオッチャンの店に!

マグロはやっぱり上質でした! これはお値打ちです!

 

 

ある人はゲテモノなんて言いますが、私はそう思いません。

江戸の食文化を支えてきた栄養満点の庶民の味がコレ!

 

今回もどぜう屋に行きました。

前回は、駒形にある駒形どぜうにお邪魔しましたが

今回は浅草の飯田屋。

どぜうに飽き足らず、今回はなまずに挑戦!

冬季限定メニューということで、3月は微妙なタイミングでしたが

なんとかなまず鍋にありつけました。

見てくれのグロテスクな出で立ちとは裏腹に

食感はぷるんぷるんでお味の方は淡白で美味しかったです!

繰り返しますが、これはゲテモノに非ず、オトナのたべものです(笑)

 

京都の桜も場所によっては開花していますので

来週末の3月29~30日辺りが満開のお花見日和になるでしょうか・・・

お天気だといいですね~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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上京します。

2013年03月21日

 

上京(じょうきょう)とは都へ行くこと・・・のようで、現在は天皇のおられる東京のことだそうです。

長年、都であった京都からすると、なんか不自然な感じもするわけですが・・・

なにはともあれ、明日上京します。

 

最近できた? スカイツリーとやらにも上ってみたいですし、

江戸(東京)の食文化にも興味津々・・・!

もう、だいたい行先はピックアップしていますがね!

で、家内が江戸生まれなので江戸の家族にも会う予定で、

19歳になった我が家の息子と同級の義姉の甥の成長も楽しみです。

 

久しく上京していないので、変わりようが楽しみでございます。

 

 

 

 

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春の食材

2013年03月19日

今日はぽかぽか陽気で、沖縄は25℃らしいですよ~!

とは云っても、沖縄で海に入るわけでもないので、関係ないですけど~!

 

さてさて、こちら京都大原では、大地からの贈り物シリーズとして

春の食材がわんさかと献立に登場しています。

 

 

土筆も土から出始めたときは、しっかり硬く味も濃いですね。

京都産の筍は、まだまだ小さいですが、春を知らせてくれる食材として

欠かせません。

他には、蕗の薹、こごみ、うるい、たらの芽など、香りの濃い食材が

ひしめいています。

 

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筍・・・始まりました!

2013年03月16日

今年は少し早いでしょうか・・・。

 

京都産の朝掘り筍が出回り始めましたので

早速本日(3月16日の献立)より導入しています。

 

筍は、糠でゆでた後に真っ二つに切り分け

筍のやわらかい中心部分のみくりぬき切れ目を入れて

酒と醤油と味醂のタレ地で付け焼きにします。

 

焼けましたところにふわっと香る木の芽をパラリて乗せて

出来上がり!  「筍の姿焼き」です!

 

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